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Rev. Tsukasa Sugimura

しまった!

 今年のサンタバーバラ修養会では知っているだけでも三十名以上の参加者がコロナに感染してしまった。僕もそのお裾分けをいただいてしまった。アーバインからも3人の感染者が出た。その週末にテストをしてみても陽性であり、家内は陰性で大丈夫だったが、だからといって礼拝に出ると、やはり皆さんが心配するだろうと思うと、家内も欠席すべきなので、私たちは休むことにした。幸いにも、その日は信徒のS兄が奨励をしてくれたのでとても助かった。

 修養会から2週間目、そろそろテストしても大丈夫だろうと思い、家内が市内のドラッグストアーで検査キットを手に入れようと出かけたのだが、何と4カ所まわっても売り切れで、それでも執念で5カ所目を周り、ついに手に入れることができた。検査の結果、やっとこさ陰性となり、晴れの外食となった。

 久しぶりに出かけたレストランでランチをすることになり、美味しくいただいて、ルンルン気分で駐車場の自分の車の前にまできてアンロックするためにポケットから車の鍵を出し、そのボタンを押そうとしたところ、何とそれは家内の車の鍵だった。どういう訳か僕が持って来ていたのは家内の車の鍵で、僕の車の鍵ではない。家を出る時には、ロックしていない状態なので鍵はいらない。だから、そのまま運転できたのでレストランに来たのだが、そこのパーキング場で、車を出る時にロックしたものだから、開くはずがない。思わず「しまった!」と叫んでしまった。だが、家内が車のドアを開けようとドアの取っ手に手をかけると、何とドアが開くではないか。一体どういうことか? 僕は頭が混乱してしまった。そして、良く見ると、車内中央のギアの空きスペースに僕の車の鍵が置いてあるではないか。後で知ったことだが、鍵が車内に置いてあると、いくらドアーのロックをしてもロックできないということを!

 さて、神の命令を守らず、悪魔に誘惑されて禁断の実を食べてしまった結果、アダムとエバはエデンの園から出されてしまった。二人は思わず「しまった!」と後悔したに違いない。神の命令に従わない罪は、今の私たちにも受け継がられているが、そのような私たちを憐れんで、天国のエデン戻る道を備えてくださったのが、主イエスである。救いのドアは今もあなたのために開かれている。

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