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《2019年石叫ライブラリー》日付をクリックすると『石叫』をお読みいただけます。
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2021.1.3 ローマ人への手紙1:16-17 杉村宰師 「私は福音を恥としな
00:00 / 19:27
2021.1.3 ローマ人への手紙1:16-17 杉村宰師 「私は福音を恥としな
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2021.01.10 榊原宣行師 申命記24:22「救いを記憶して」
00:00 / 18:16
2/28/21
2/28/21
アーバイン日本語キリスト教会 Irvine Japanese Christian Church
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年12月17日
- 2 分
天国での再会
私の尊敬する人物に、ジェームス・ドブソンという心理学者がいる。今も現役で、ラジオ番組「フォーカス・オンザ・ファミリー」のホスト役として活躍している。彼の子育ての講義はとても人気があり、僕は彼の講演テープを擦り切れるほど聞いて、右も左も分からない子育ての実践に活かしたものであ...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年12月10日
- 2 分
犬養道子 ④
その感謝のしるしに、アメリカの貧しいコモン・マンの子女の奨学金の一部にもと、私もまた無名で(すなわちコモン・マンの伝統にしたがい)ここ数年、新学年の季節にわずかの金を東部のカレッジとサナトリウムに送り続けている。 その後、犬養道子はヨーロッパで学びをし、1968年に帰国。...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年12月3日
- 2 分
犬飼道子 ③
ですから皆さま、明日の第一の停車駅はロサンゼルスではありません。終点到着が数分おくれることもどうぞご了承ください」。いつか留学生は感動のあまりに泣いていた。「ああ、デモクラシイとは、こういうものであったのか、コモン・マンの伝統とはこう言うものであったのか。これなら日本が敗け...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年11月26日
- 2 分
犬養道子 ②
モンロビアは、終点ロサンゼルスから、超特急のスピードでなら半時間ばかりの手前にある、1日に鈍行列車の客10人がいても、今日はみいりがいいと駅長のよろこぶような小さな駅であった。が、その町は常夏清澄のカリフォルニアの中でもぬきん出て、空気のよい谷間にあったから、名だたる結核サ...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年11月19日
- 2 分
犬養道子 ①
1948年9月のある夕べ、由緒あるこのユニオン・パシフィック特急の2等個室に、(何しろ4晩5日かけて行く大横断だから、1等も2等も個室寝室。特等はサロンつき2室。共同のシャワーから床屋設備まである列車)ひとりの日本人女子留学生が乗り込んでいた。持っているのは善意のアメリカ人...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年11月12日
- 2 分
岩木山
アメリカに帰る日が近づいたある日、買い物ついでに大鰐駅前のレストランに入って兄と私たち夫婦で一緒にランチをすることにした。そこは田舎に帰った時に、しばしば立ち寄るなじみの食堂だ。窓際に陣取って、いざ食事をしようとしている時だった。隣に座っていた啓子が、「あの谷間の向こうに見...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年11月5日
- 2 分
姉の見舞い ③
僕は姉に孫たちから預かった手紙を渡し、アメリカの家族の近況を話したが、術後は疲れやすいので長居は無用だ。そのため二十分ほどで切り上げる。最後に姉の手を取って、主イエスの豊かな見守りを心から祈った。姉はその祈りにいつものように「アーメン」と応えてくれた。姉は十数年前に、長年、...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年10月29日
- 2 分
姉の見舞い ②
1週間後の十月4日、従姉妹夫婦の運転で姉の訪問と相なった。午後から面会というので、その前に黒石市内の「こみせ」を観光することになった。そこは観光名所で、街の一画が雨雪を避けるために、店の軒の庇(ひさし)を道路まで張り出し、その下を通れば雨雪に濡れずに店頭を通り抜けできるよう...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年10月22日
- 2 分
姉の見舞い ①
この二〇二三年9月末から、青森県の津軽にいる姉の見舞いのために、妻の啓子と共に三週間の予定で日本に一時帰国した。田舎へは五年振りの里帰りである。実は、母は3年前に九十九才で召されている。だが僕はコロナ禍で日本に帰ることも、葬儀に出ることもままならなかった。これまで津軽の田舎...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年10月15日
- 2 分
パンクしたタイヤが変えた人生 ③
しばらく経って日々野青年は、青年リトリートに誘われた。他の教会の青年たちと知り合うよい機会だと思い、参加することにした。そこで彼は語られた樋田(といだ)豊治牧師の説教に心開かれ、それまで自分が犯してきた罪を示され、キリストに自分を任せなければならないと思った。だが、リトリー...
Rev. Tsukasa Sugimura
- 2023年10月8日
- 2 分
パンクしたタイヤが変えた人生 ②
結婚式が終わると、すぐにも運送会社に戻り、タイヤを積んでアメリカ人夫妻のもとに行った。すでに日は暮れて気温も下がり、彼らは車の中で毛布にくるまって待っていた。日々野青年がタイヤをつけ終わると、彼らはとても喜び、修理代の他に、車に載せていたものをいくつか贈り物として彼にくれた...
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