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マンザナ収容所の下見 ①

更新日:9月11日

 先の8月29日(金)に、一年ぶりにマンザナ強制収容所に行ってきた。これは来年3月にICU(国際キリスト教大学)高校生一行20名が、マンザナを見学したいというので、その引率をする岡田朋記(とものり)先生が、僕にぜひ下見に同行して欲しいというので、行ってきた訳である。なぜ、彼が僕に頼んできたのかというと、イクイッパー・コンファレンスのリーダー清水摂さんが僕のことを知っていて、彼に紹介したのが、そもそもの始まりであった。

 昨年5月には、南加教会連合の主催で二回目の「マンザナ巡礼」を企画している。その時には幾つかの失敗があり、心を痛めていたので、今回はあまり乗り気がしなかったのだが、日本の高校生たちがアメリカ日系人の歩みを知るというのは、大変意義深いことなので、過去はどうあれ、行くことにした。

 その一つの痛みとは、バスでのことだ。参加者20数名の出発地点が、ガーデナの「ニジヤ」で、そこを出る前に、僕がバスの運転手に、「マンザナに行く前に、リトルトーキョーの合同教会にも参加者が集まっているので、そこにも立ち寄ってください」と言った時だった。彼はいきなり嫌な顔をした。それが悲劇の始まりだった。僕はトイレ休憩、ランチの場所、幾つか興味ある場所に立ち寄る時に、いちいち彼に指示しないといけない。それがその一瞬で苦痛になってきたからだ。最悪だったのは、マンザナの入り口とおぼしき所に来た時だった。GPSでは確かにそこが入り口という指示が出ているので、彼はそこから入って行こうとした。だが僕は、「ここじゃない。まだ先だ」と言った。ところが、「GPSでは、ここから入ることになっている」と、彼は語気を強めて言う。本当の入り口は一マイル先にあることは、僕が良く知っていたので、「ノー!もう少し先だ!」と言い返したところ、彼は頭を振り、体を震わせて、渋々走ったのだが、入り口までの間、彼はぶつぶつ文句を言い続けていた。彼としては、GPSに文句を言う僕の方が、おかしいと思ったのだろう。

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